鉛筆の持ち方 正しい方がいいの?発達段階別のポイントは?

子育て相談
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鉛筆の正しい持ち方を身につけるのは意外と難しいものです。親の世代でも正しく持てる人は何割いるでしょうか。「鉛筆なんてとりあえず持てていればいいのでは?」「間違った持ち方でも字は書けるし問題ないのでは?」そのような声も聞こえてきそうです。
でも、鉛筆が正しく持てると良いことがたくさんあります。学力にも影響があると言われています。
手先が発達する幼児期だからこそ、鉛筆の持ち方にも注意してあげたいですね。

「6歳の子どもがいます。来年から小学校なのに鉛筆が上手に持てません。何度直しても自己流に戻ってしまいます。あまりしつこく注意するのもよくないでしょうか。アドバイスをお願いします。」

今回は、このような相談にお答えします!

正しく持てると…

・鉛筆が思い通りに動かせるので、美しい字が速く書ける
・ちょうどいい力加減で書けるので、筆圧が安定する
・手指に余計な力が入らないので、長時間書いても手が疲れない
・手、腕、肩、首、目の負担が減るので疲れにくい
・疲れないので、集中力が続く
・書くことへのストレスが減るのでやる気がアップする
・やる気が出るので、学力向上につながる
・姿勢がよくなるので、見た目がかっこいい!

間違った持ち方だと…

・鉛筆が思い通りに動かせないので、美しい字が書けない
・指先に力が入りにくいため、適度な筆圧が保てない
・余計な部分に力が入るので、手が疲れる
・疲れやすくなるので、書くことが長続きしない
・書くだけで疲れるので、勉強に集中できない
・字の乱れが凡ミスを生み、モチベーションが下がる
・やる気やモチベーションが下がり、学力に影響が出やすい
・姿勢が悪くなる

正しい持ち方を支える力

鉛筆は、親指、人差し指、中指の3本指が中心となって動かす道具です。正しい持ち方で使いこなすには、「鉛筆だけ」練習していても上手になりません。手先の巧緻性を養うことが大切です。幼児のうちに、支えとなる様々な土台を育てておきましょう。

いろいろな道具を使う体験

クレヨン、はさみ、糊、スプーン、フォーク、箸、洗濯ばさみなど、いろいろな道具を使わせてあげましょう。道具を体験が、鉛筆で必要な手先の巧緻性を養います。

手指を使う遊びの体験

勉強と遊びは表裏一体です。遊びの中で楽しみながら手指を使うようにしましょう。折紙、手遊び、積み木、パズル、ぬりえ、粘土、工作などを通して、思い通りい手先を動かす養うことが大切です。

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発達段階に適した筆記具の使用

鉛筆は細くて長くて芯が硬いため、扱いが難しい道具です。低年齢の子や力の弱い子にいきなり鉛筆を持たせるのはハードルが高いでしょう。まずはクレヨンを使いこなすことを目指すことがおすすめです。クレヨンの基本の持ち方は鉛筆と同じです。子どもの発達段階に合わせて、使いやすい筆記具を選んであげることが大切です。

正しい姿勢で座る習慣

姿勢が悪いと鉛筆の持ち方も崩れやすくなります。日頃から、姿勢を正して座る習慣を身につけておくといいでしょう。

様々な生活体験

日常生活は、手先を使う活動に溢れています。身の回りの生活用具もそうですね。ボタンをとめる、お弁当をハンカチで包む、着替えをたたむ、ファスナー開け閉めする、靴ひもを結ぶなどの活動を積極的に体験させましょう。

たくさんのほめ言葉

正しく持てたらたくさんほめましょう。パパやママののほめ言葉は何よりの励みとなり、「次も正しく持ちたい」というやる気につながります。

発達段階別のポイント

幼児

実態…気持ちはあっても上手に持てない時期

まだ手指の力が弱く、細やかな筋肉調整が難しい時期です。手先の巧緻性が未熟なため安定感がありません。本人に「正しく持ちたい」という気持ちがあっても上手くいきません。

目標…正しい持ち方を知り意識する

鉛筆で書くことを楽しみながら、正しい持ち方を理解し忘れないように意識させましょう。正しい持ち方をきちんと理解して小学校入学へと進むことがポイントです。

小学校低学年

実態…持ち方が崩れやすい時期

小学校に入学すると、書く量が一気に増えます。そのため、必要以上に力を込めてしまい、(幼児期に正しく持てていた子でも)持ち方が崩れてしまうことがあります。

目標…正しく持つ意識を習慣化する

正しく持つために必要な力(手指の筋力の調整力、手先の巧緻性、姿勢など)の獲得が進む時期ですので、意識すれば正しく持てるようになります。適切なトレーニングをくり返し、正しく持つ意識の習慣がつくことを目指しましょう。

小学校高学年

実態…完全定着を目指せる時期

手の運動機能の発達により完全定着が可能になります。同時に、長文や画数の多い漢字が頻出し、書く量が一気に増加する時期でもあります。書くことが面倒になり雑になりやすい傾向にあるので注意が必要です。

目標…正しい持ち方の完全定着を目指す

「正しい持ち方の完全定着」とは、正しく持ち方でストレスなく自由に書けることを意味します。
幼児~低学年時代の努力が実を結び、「正しい持ち方の方が書きやすい」ことを実感できる時期です。そのためには、正しい持ち方の必要性を本人が自覚することが重要です。

最後に

鉛筆正しい持ち方は、鉛筆を持ち始めた幼児の段階から意識づけすることが大切です。初めに間違った持ち方が身についてしまうと後から直すのが大変です。また、間違って覚えた持ち方は大人になったら自然に直るというものでもありません。

鉛筆が正しく持てるメリットはたくさんあります。定着するまで根気が必要ですが、身につける価値は高いです。就学前の段階から、親子で楽しく取り組んでみてくださいね。

コメント

  1. […] 鉛筆は正しく持てた方がいいの? […]

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